こんにちは。スタッフOです。
先週はほぼ全部の中学校で定期テストがありました。すでにテストが返ってきた生徒さんたちからは、「結構点数取れた～！！」「思ったよりできなかった・・・」など、それぞれ。みんなの努力の結果はどうだったかな。
今日の授業の様子はこちらから。
①橋本公民館・中会議室
②橋本公民館・工作室
今日はたくさんのペアで、テストの振り返りをしていました。
どういうふうに間違ったのかを分析することが大事。ケアレスミスだったのか、理解できていなかったのか。その対策ができると、次のテストの結果に繋がっていきますね。
３年生は、定期テストも終わり、そろそろ受験する高校を決めていく時期ですね。冬休みには冬期講習もあります。みんながんばれ！！
④橋本公民館・コミュニティ室
今日は「理科実験」をやりました。小布施代表が、なにやらタコ糸と電池をたくさん持ってきて・・・え？いったい何の実験？？おぶせ代表、教えてください！
はーい。小布施です。
12日にやった理科実験ですね！これは、魔法使いになれる実験です😊
なーんてウソ。でも、あたかも魔法をかけているみたいに、まったく触れていないのに、電池が動いて、止まって、また動いて止まって・・・すごく不思議な現象でしたね。
それをみんなに体感してもらいました！
実験は簡単。タコ糸の先に単３電池を貼り付けて、それを２つ用意し、同じ長さになるようにして、椅子の足に渡したタコ糸にくくりつけ、片方だけを揺らします。
そうすると・・・
なぜか、もう片方も揺れ出し、でもここまでは予想できるのですが・・・そのあと、もともと揺らした電池の揺れがなくなります！止まっちゃう。
いやー、まさに魔法みたい🙂
そして・・・あ、また動き出した！
そうしたら、さっき揺れ出したもう片方の電池の揺れが小さくなってとうとう止まり、そうして、止まる・揺れるがずっとくり返されていく、何とも不思議な現象が起こるのですね。
実は、科学的にはこの現象を「共振」と呼んでいます。
みんなには、その不思議な現象を体感したもらったあと、理科実験なので、ここからが大事。この状態からいろんなところを変えてみたら、どうなるのか？
・電池を大きいものにしてみる（単１、単２、単４も用意しました！）
・糸の長さを変えてみる
・電池を一度に３つ、４つつけて、揺らしてみる
・揺らし方を大きく、小さく、してみる
各班で、自由にいろんな実験をやってもらいました。すっごく楽しそうで良かったです！
中には、もっと重いものをやってみたい！と言って、自分の飲みかけのペットボトルをぶら下げようとするツワモノも😅。いやいや、下の机にあたってしまい、うまくいきませんでしたねえ。でも、もっと大きな枠を用意すればできそう！おうちでもできるよ。やってみてください。
生徒たちには、「え？どうして？なぜ？」をもとに、自分で考える、解決方法をさぐる、工夫してみる、というのをいっぱい体験してほしいのです。そして「自分で」いろいろやってみる楽しさ、わくわく感を体験してほしいのです。
「共振」自体のしくみは、ネットでググればたくさん書いてありますが、読むだけなのと体験するのでは大違い。やっぱり自分の目で見たり触って体験することって大事なんです。
最後に、この「共振現象」が利用されているものや、逆に実は怖いもので（だって触らなくても動かせちゃうんで）いかに共振しないようにしないといけないかを考えないといけないものがいっぱいある、という話もしました。建物や橋など、遠くの工事の振動が伝わって、揺れ出して壊れちゃったら困りますよね。なので、建築物は必ず共振防止（防振とか除振とか言う）の工夫がされています。地震の揺れで起こる共振も有名ですよね。高いビルの長周期地震動なんかは、まさにこれ。設計する方たちがいろんな防止方法を考え、実際に施工してくれています。
理科ってまさに生活の知恵そのもの！って思う代表（物理専攻）は、リカおばさんなんでしょうか。理科っておもしろいんだよ～😁😁
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