相模原みのり塾 活動ブログ

相模原みのり塾の授業の様子や活動を紹介しています

5/5 「エシカル消費」の授業をやってもらいました

5/5の塾の「創造学習」の時間を使い、NACS(日本消費生活アドバイザーコンサルタント・相談員協会)から講師をお招きして、「エシカル消費」の授業をやってもらいました。

担当してくださった樽谷さん、どうもありがとうございます!

エシカル消費」とは、簡単に言うと、私たちがお買い物をするときに、その商品を選ぶことで、他人や環境、地域に悪影響が及んでしまうようなお買い物をしないようにすること=他人や地球環境、地域を守り育てていけるような商品を選んでお買い物をしよう!という考え方です。

そう。誰だって、安くてお得なものを選びたいですよね。でも、本当にそれを買うことが「安くてお得」なのか。

目の前の品物を見ただけだとそうかもしれないけど、その「安くてお得」な商品が売れると、他の国の子どもが苦しんだり、地球環境をおびただしく破壊したり、または国や地元がさびれていくとしたら、それでいいのかな??

いつかは、自分たち自身に戻ってくる問題ではないのかな?

お買い物をするという普段の何気ない行動も、実はみんなの生活環境・地球・人としての在り方に関わっているんだよ、ということなんです。

 

どんな授業だったのか、5/5の授業報告から少し抜粋して紹介しますね。

例えば身近な問題でいうと、「食品ロス」があります。

お買い得!とみると、ついたくさん買ってしまうけど、結局食べきれず、腐らせて捨ててしまう・・・実に、購入された食品の1/3を捨てているんだそうですよ・・・それがゴミになっている。作るときにかけたエネルギー(労働、土壌、流通、資源活用などすべて)も捨てていることになります。それが地球を痛めつけているとしたら??

私たちが、少し考えてお買い物をすることで、もっと優しい「消費」ができるはずですよね。

そして、同じ製品を買うにしても、その製品が地球に良いもの・良い方法、リサイクル資源などを使っているよ、とわかるように、いろんな「マーク」があるんだそうです。

たしかに、見ただけでは同じものに見えるものがあるので、マークがあると、これは環境をしっかり考えて作ったものだな、とかがわかるのですね。

3年生は、学んだことをクイズで確認!

そして、1・2年生は、かるたをやりました。楽しそうでしたね!

 

講師をやってくださった樽谷さん、お休みにもかかわらず、出前授業に来ていただき、ありがとうございました!

こうやって、外部の方に来ていただき、いろんなテーマで授業をやってもらいますが、実は一緒に参加している大人たち(スタッフや講師)も、とっても勉強になっています。ありがたいですよね。

これからの人類(=目の前のこどもたち)にこの地球を残していくのに、知識をつけて努力しなくてはいけないのは、実は私たち大人の方なのかもしれません。