相模原みのり塾 活動ブログ

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10/15 法政大学の学生さんがフィールドワークに来てくださいました

こんにちは。代表の小布施です。

10/15に、法政大学の学生さん3名が見学に来てくれました。
「子供・若者の育ちの環境を考える」をテーマにしたゼミに所属していて、フィールドワーク(現地調査)として相模原の無料塾や子ども食堂に話を聞いているそうです。

大学のゼミでの研究のためとはいえ、日曜日の貴重な時間にうちに来ていただき、本当にありがとうございます。

少し早めに来てくださったのですが、最初の教室の机やいすのセッティングも手伝ってくれて(やってくださいと言ったわけではないのに、自主的に手を貸してくださった)、そういうところも本当に嬉しかったです。素晴らしい!

 

最初20分くらいで、みのり塾の紹介をさせてもらったあと、学生さんからいろんな質問が出ました。

彼らの質問は、塾の活動のこと、ボランティアと生徒とのコミュニケーションについてや、塾を運営するにあたっての課題やこれからについて、などがありましたが、一番印象に残ったのは、世の中にあるさまざまな仕組みや団体、行政、教育機関が、こども・若者のためにどのようにつながって協働しているのか?というものでした。

なぜ印象に残ったのかというと、学生さんたちは、こどもたち・若者の環境を考えるにあたって、「大人たち、つまり世間は協力し合い、協働していることが前提(あたりまえ)」で、それらが「現状どういうふうになっているかを知りたい」という趣旨と思えたからです。

でも、ホントにその回答は寂しいもので、がっかりしちゃったと思います。実際に子どもたちと接しているボランティア団体と行政・教育機関(学校)とのつながりは、残念ながら、ほとんどない、のが現状です。

なんでつながってないの?って学生さんたちは思ったのではないでしょうか?
ほんとにね。謝るしかないです。。。

このインタビューを受けて、今一度、そのつながり、なかなか相手にしてもらえないんだけど、やっぱりアクションしていかないといけないなと、思いました。アクションしても、心が折れそうになることもしばしばなので、ちょっと尻込みしちゃってたんですよね。。。

 

ときどき、このような大学のゼミや卒論研究のために、塾の見学やインタビューを受けるのですが、いつも感じるのは、勉強させてもらうのは、私たちのほうだな、ということです。

子どもたち・若い人たちが困ったときにいろんな頼る場所があって、そのどれかに行けば、それらがつながっていて、あちこちから救済の手が出てくるような世の中になってほしいですよね。

そして、これも最近思うのですが、「解決」できなくても、ただ話を聞いてくれて「共感」してくれる人たちや場所があるだけで、人間ってすごく楽になったりします。「私もそうだったよ~」のひとことで救われたりします。そういう部分を意識した仕組みや取り組みが必要だな、と思っています。

 

そして最後に、うちでボランティアやりませんか?としつこくお誘いしておきました(笑)。勉強をみるボランティアでなくても、イベントの企画や実施をやってくれるボランティアさんも大募集中です!

近隣の大学生のみなさま。ぜひ、お気軽にご連絡くださいね。お待ちしています!