相模原みのり塾 活動ブログ

相模原みのり塾の授業の様子や活動を紹介しています

12/3の授業報告

12月に入り本当に寒くなってきました。この日は神奈川全県模試の日だったので、中3生は一部お休みで、中1中2生も部活の試合などでお休みが出て、久々に1机に1組での学習ができました。やっぱりいつもは人数に対して場所が狭くてぎゅうぎゅうなのだということがよくわかりました。

でも、その環境にもかかわらず、まわりの雑音にもめげずいつもみんな真剣に勉強しています。それも日曜日の午後に。偉いですねー。

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さて、相模原市からお借りしている教科書、大変役に立っています。ボランティア講師なので、お休みの場合に代理のボランティア講師に入っていただくのですが、その場合にも、今どこをやっているのか、そしてこの後どの分野を学習するのかを確認できるので、教える側の準備ができますし、教科書の巻末にどのような資料が載っているのかを確認して、それらを利用する方法を考えることができたりと、もちろん授業の場で講師用教科書があると大変便利ですが、それ以上にいろんなことで役に立っていて、ありがたく使わせてもらっています。

それと、最近学生さんのボランティア講師希望者が増えてきました。とっても嬉しいことです。自分も受験のとき一人でしんどかった、自分も母子家庭だったので何か少しでも助けたい、という学生さんや、また逆に、自分自身はお金や情報の苦労なく大人になったので、今困っていて頑張っている生徒さんに、せめて何かできることをやりたい、といって応募してくる学生さんもいます。いろんな境遇の学生ボランティアさんが来られますが、みんな本当に想いが同じ。そこがまた嬉しい。

いつも思うのですが、うちに来てボランティアをする時間をバイトに当てれば、お金がもらえるわけですよ。なのにあえてボランティア。交通費でさえ自腹。自分でアルバイトして稼いだお金で交通費払ってるんですよね。もうねえ、おばさん涙が出ます。

うちの団体にもうちょっとお金が潤沢にあれば、学生ボランティアさんに交通費くらいは出したい・・・みんな、ごめんね!!そして本当にありがとう!!

そのうえ、上記のような会話を学生ボランティア講師さんと話すと、みんな「えー別にいいっすよー。好きでやってるんでー。」またまた、おばさん涙が出ます。

そして、交通費を節約するために自転車で来ている学生ボランティア講師さん、この前こけちゃって、ひざから血を出しながらも来てくれました。ちゃんと「ごめんなさい、遅れます」の連絡もくれます。別の学生ボランティア講師さん、来る途中で自転車のチェーンが外れてしまい、自分で何とかしてみたけど直らず、手をオイルまみれにしながら自転車押して会場まで来てくれました。もちろん「すみません、遅れます」の連絡もくれます。

こんな学生さんたち、そして今頑張って勉強している中学生たちが作る未来の日本、私たち大人が台無しにしないように踏ん張らないと、って思います。