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相模原みのり塾 活動ブログ

相模原みのり塾の授業の様子や活動を紹介しています

みのり塾講師から ~平岡先生編~

相模原みのり塾で数学を教えている講師の平岡といいます。今日は「共通点」について書いてみたいと思います。

実は、私は盲人マラソンの伴走をしていたことがあります。

直径20cmほどのリング状のロープを、盲人ランナーと伴走者がお互いに内側の手で握り、手の振りを同期して走ります。身長が同じくらいでピッチと歩幅が揃っていると、相手を全く気にせず一人で走っているような感覚で走れます。

マラソン伴走では、衝突や転倒を回避して安全に走ること、決められたコースを走ること、そして励ましながら最後まで走りきることが必須です。

最近思うことは、マラソン伴走とみのり塾における学習支援は似ているなということです。みのり塾でも講師が生徒の誤りや勘違いを正し、目標に向かって学習意欲が途切れないように励ましています。

マラソン伴走では、走りながら会話をします。伴走者は通過タイムや順位あるいは周りの風景などを、マラソン中継のアナウンサーさながらに伝えます。ただし、話し過ぎてはいけません。相手の走ることへの集中力が削がれてしまいます。余計な疲労もたまります。主役は盲人の方です。相手の疲労感を計りつつ、レースに集中できるように励ますことが重要です。

学習支援では、生徒自らに考えさせることが基本であり、講師の助言は少ない方が理想に近いと思います。親切心から教え過ぎてしまいがちですが、生徒は混乱してしまい理解にはつながらないこともあります。依頼心が強くなり、逆効果になることもあります。これは私の教員時代の苦い経験です。教員が熱くなればなるほど、生徒は冷めてくる・・・・・。

マラソンの伴走を通して盲人の方を支援したつもりでいましたが、今から思うと自分も人間としての成長を支援されていました。

みのり塾でもそう思えるように、皆さんに助けられながら努力したいと思います。